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草木は蒼々たり、雲気は騰々たり。

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エルフとオーガの血を継ぐ者

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エルフとオーガの血を継ぐ者

Pixiv企画「ソウル・バース・スピアヘッド」に投稿した自キャラのシャルマは、「エルフとオーガのハーフ」だ。

エルフの母から魔力とすぐれた五感を、オーガの父から怪力を受け継いでいる。

 

ところでエルフと人間のハーフなら「ハーフエルフ」、オーガと人間のハーフなら「ハーフオーガ」と呼ぶのがシンプルだけど、

エルフとオーガのハーフなら、なんと呼ぶのがふさわしいだろうか。

 

たとえば『指輪物語』にはウルク=ハイという種族が登場するけど、このウルク=ハイについては、

映画「ロード・オブ・ザ・リング」では、オークと人間を掛け合わせて造り出された種族と説明されている。

いってみれば、オークと人間の「疑似的な」ハーフであると考えることもできそうだ。

「エルフとオーガのハーフ」にも、「ウルク=ハイ」のような呼び名を設定している物語作品があるだろうか。

 

あった。

 

「ダンジョン・アンド・ドラゴンズ」に、N'djatwa(ンジャトワ)という種族が登場するのだ。

ただし、とんでもなくマイナーな種族らしい。

ファンサイトでも「D&Dというゲームの歴史上、もっとも無名な種族」といわれる始末だ。

 

ンジャトワは、ながらく対立していたオーガの氏族Nunjarと山のエルフHatwaが、

予言に従って和解し、両族の混血をすすめることで生まれた種族だという。

オーガの身体能力とエルフの知性をあわせもつが、他種族を奴隷にするなど非常に野蛮な性質もそなえている。

とくに食文化については嗜好が残虐で、血なまぐさいことこのうえない。

正直、自キャラの種族名を「ンジャトワ」とするのは憚られる。

イメージが悪すぎる。

 

というわけで、いまのところシャルマについては、

「エルフとオーガのハーフ」という表現におちつきそうです。

 

※参考文献

・Moore, R. E. ed.「Dragon Magazine Iss.158(Lake Geneve , 1990.6)

1d6chan>N'djatwa(https://1d6chan.miraheze.org/wiki/N%27djatwa)(2024.8.14)

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